銚子方面にツーリングに行く時にいつも通る296号線沿いの道の駅多古。
この道の駅の裏手、栗山川の両岸にあじさいが多数植えられています。
休憩ポイントとしてよく利用するのですが、今日はここが目的地。
まずは朝ごはん。
これが本日のツーリングの目当て、といってもいいでしょう。
たまご屋さんコッコで卵かけの朝ごはんです。
350円でおいしい多古米と味噌汁、もちろん卵もおかわり自由。
朝から丼2杯、卵5個を食べてしまいお腹いっぱいです。
そこから道の駅のあじさい祭会場までは15分ほど。
たくさんの模擬店が出店し、歌謡ショーなども行われてたいへんな賑わいです。
本来は町のPRを狙ったイベントなのでしょうが、どうやらほとんど地元の人のよう。
あじさいは栗山川沿いに咲いていました。
種類によってはまだ見頃ではなかったものの、なかなか壮観な眺め。
堤防の芝生も心地良く、のんびりしました。
次に向かったのは飯高(はんこう)寺。
隣の匝瑳市にある日本最古の大学と言われている所です。
296号線から東総広域農道へ。
ここは多古米の水田が広がり、かなたに里山も見える気持ちの良い道です。
15分ほど東に向かって走ると大きな看板が現れます。
飯高寺は小高い里山の上にあります。
人気のない鬱蒼とした林を抜けると、大きな講堂が現れます。
飯高檀林として仏門の最高学府がこの地に出来たのは1579年(天正7年)。
以来明治初頭までの約300年間、多くの学僧を輩出したそうです。
しかし今は苔むした林の中に往時の面影をひそめるのみ。
更に飯高神社にも足を向けてみました。
案内標識に従って走ると、昼なお暗い林の中の道へと導かれます。
その道の先に神社はありました。
伽藍の彫り物が有名だそうで、ついつい見入ってしまいます。
再び道の駅多古へと戻り、地元の中学生が作る模擬店の焼きそばを遅いお昼ごはんで食べ、帰路につきました。
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