2013年9月22日日曜日

ディープ大阪ポタリング① 周囲を川と海に囲まれた大正区。区民の四人に一人が沖縄出身者と言われる「大正アイランド リトル沖縄」を訪ねて

三連休の中日、天気も良いので前から行ってみたかった大正区へポタリングしてみることにしました。
キャノンデールフーリガンに跨り自宅を出て大川沿いに西へ。
土佐堀通昭和橋を渡ります。



大正橋という標識に従って走ります。


大阪ドームが右手に。


大正橋の交差点を渡るとそこは大正区
区全体が川と海に囲まれた大正アイランドです。


JR大正駅


大正区の鉄道駅はJRと市営地下鉄の大正駅が唯一ここ、区の北端にあるだけ。


昭和レトロな雰囲気が残る線路沿い。






ガード下には沖縄料理店が軒を連ねます。



区を南北に貫く唯一の幹線道路、大正通
区民の足はこの通りを頻繁に走る市バス。


ご存知、スーパー玉出。


阪神高速17号西大阪線を越えて更に南へ。


区民の憩いの場になっている千鳥公園を越えて、大正警察署を左折。


典型的な大阪の下町風景。


ランチを食べるお目当ての食堂が見えてきました。


沖縄食堂ピコ


大正沖縄会館の真向かい。


沖縄ソバゴーヤチャンプルにしました。



ウチナーンチュに囲まれナイチャーは私一人。


さすがリトル沖縄と納得する美味しいお昼ごはんを食べた後、住宅街の裏道を更に南へ。


沖縄らしい店が並ぶサンクス平尾という商店街。





精肉店の品揃えはもちろん豚肉メイン。
普段見かけない部位も豊富な品揃え。


にぎわう食料品店。


沖縄の商品がいっぱい。






昭和の長屋風景が色濃く残る路地を抜けて南へ。



大正区最南端の船町へ。
橋を渡るとそこは中山製鋼所


一般道が巨大工場の中を貫く珍しい構造。


映画「ブラック・レイン」のロケ地としても知られています。




巨大なループを登ると新木津川大橋
1994年の完成。
大正区南岸は大型船が往来するため水面から50mの高さに橋が架けられています。
歩行者や自転車には不便なため、木津川渡という渡船が残っています。



再びメインアイランドに戻って大運橋を東へ。


ここにも巨大なループ橋。
大正区南恩加島3丁目~大阪市西成区南津守2丁目間の木津川に架かるループ橋千本松大橋、通称めがね橋


木津川の両岸には工業地帯が広がり、大型船が頻繁に航行しているため通常の橋が架橋できません。
そこで1973年、大正区南部の住民の交通の便を改善する目的で、桁下の高さを高くとったループ橋千本松大橋が建設されました。

そのめがね橋を空からみるとこんな感じ。


そんな橋を私は自転車で登りました。


先程の中山製鋼所


やはり大型船が航行できるように海面から50m以上高い阪神高速湾岸線港大橋がかなたに見えます。
構造物フェチの私には堪らないランドスケープ。


大正区を一望できるめがね橋頂上からの眺め。


こちらは西成区側。


ゆったりと流れる木津川


この地には従来から、木津川を渡る渡船場・千本松渡船場があり、大正区~西成区相互での歩行者や自転車の移動に利用されてきました。
渡船を管理・運営する大阪市は、千本松大橋の開設に伴い、当初は千本松渡船場を廃止する計画でした。

しかし「橋ができても、高さ36m(ビル12階の高さに相当する)、総延長1.2kmの橋の渡橋には、歩行者や自転車にとっては所要時間・体力面ともに大変になる」などとして、渡船場の存続を求める住民の声が高まりました。
住民の声を反映して大阪市は当初の渡船場廃止計画を撤回、千本松渡船場は現在に至るまで存続されています。





15分おきの運行。


頭上には今降りてきた千本松大橋が。


対岸の西成区側から船が戻ってきました。


大阪市内8箇所の渡船場のうち、実に7箇所がこの大正区に集中しています。


乗船の案内に合わせて船に自転車ごと乗り込みます。



出航です。



わずか1分ちょっとの船旅はもちろん無料。




今渡ってきた大正区側を振り返ります。


私が乗ってきた渡船は、すぐ折り返して出航しました。



大きな地図で見る

↓ クリックお願いします(^^)/
にほんブログ村 自転車ブログへ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿