年に一度のビッグイベント「ツール・ド・ちば」が終了しました。
大会を振り返って、気が付いたことを書いてみたいと思います。
【運営全般について】
・年々運営は軌道に乗ってきていると思います。多くのスタッフやボランティアの方々の尽力によるものだと思います。指導員、監視員の皆さんも親切で頼りになります。
・参加者は多すぎると思います。もちろん運営経費捻出の必要もあるのでしょうが、毎日1000人以上が同じ道を走るわけです。スタートだけで1時間近くかかり、スタート直後にあちこちで自転車渋滞がおきます。コース設定も含め要検討です。
・参加者が多いことにもよるのでしょうが、途中で景色を楽しんだり、寄り道して買い物や観光名所を覗く時間などまったくありません。お弁当休憩すら満足に取れず出発を促されるのは、あまりにも「運営ありき」かなと思います。
【コース設定について】
・毎回微妙にコースが変わりますが、ほぼ定着してきたようです。しかし、毎回参加するものにとっては、同じでも構わないのですが、もう少し改善の余地があると思いました。
・スタート、ゴール地点が、広場ありきで考えられていて、宿泊との連携があまり考えられていない気がします。
・交通の安全から房総の太平洋沿岸に重点を置くのはわかりますが、せめて同じ道は走らないようにして欲しいです。今回は各日に重複があり、興味をそがれました。
【エイドステーション、食事について】
・ボランティアスタッフは親切で感じが良かったです。励まされて気力が回復しました。
・ドリンク、スナック類は十分だったと思います。ゴールでつみれ汁などが振舞われるのも楽しみです。
・お弁当もおいしく毎日楽しみでしたが、ご飯がもう少し多いと良かったです。
【宿泊について】
私は過去二回主催者手配の宿に泊まりましたが、今年は自分で手配しました。あまりにも主催者手配の宿が貧弱かつ高価だからです。
これは、主催者の問題であると同時に「観光立県ちば」の実情がお寒いことにもよるでしょう。私は千葉に住んでいてとても残念に思います。
せめて大型で綺麗な宿泊施設が豊富な場所をスタート、ゴール地点に設定するなどの工夫が必要だと思いました。そういう意味では今回は全てだめです。私は全部自分で宿を探しました。汚い民宿の6畳に5人詰め込まれても疲れも取れませんので、シングルで泊まれるペンションやホテルを探しました。結果は正解でしたが、同じような考えの方がいらっしゃるようで、私と同宿の方を結構見かけました。
以上、細かな不満はあるものの、遠くに出かけることもなく3日間の大会が楽しめるのはありがたいことで、是非来年も更なるブラッシュアップを期待します。
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