今日は「日本で一番紅葉が遅い」と言われる養老渓谷へ行ってきました。
清澄寺に車を置いて、まずは元清澄山の登山口まで郷台林道を走ります。
ここはかねてから走りたかった道で、元清澄山までは大したアップダウンもないまま緩やかに上っていきます。途中で景色を眺めたり、写真を撮ったりしたので登山道の分岐まで小一時間かかりました。
清澄寺まで戻って、今度は清澄寺の脇の急な上り坂を上がって麻綿原へ向かいます。ゲートを越えると道はダートで緩やかなアップダウンを繰り返しながら天津林道との合流点は向かいます。ここは以前も走ったことがありますが、房総では数少ないフラットなダート林道でとても気持ちよい道です。
ゲートを出て左に登ればそこがあじさいで有名な妙法生寺天拝園。今はあじさいの代わりに紅葉が見られます。
ここから養老渓谷までは狭いながらも舗装路ですので快適に走れます。この林道は養老川の谷筋を走る県道178号線と並行してその西の尾根筋を走る道です。
私は今まで何度も走りましたが、とても気持ちのよい道です。車に会うこともほとんどありませんし、麻綿原からだと下り基調なので尾根からの景色を楽しみながら快適に走れます。
養老渓谷の老川十字路に下りて来ると、養老川には見事な紅葉。しかし紅葉狩りの車で交差点は大渋滞です。
私は、その渋滞をスイスイとすり抜けて、このエリアで有名な「手打蕎麦ゆい」でせいろそばをいただきました。
午後は進路を西に取り国道465号線を走ります。途中で筒森もみじ谷の看板を見つけて、寄ってみることにしました。
国道からはずれて谷筋を1キロほど走ると見事な紅葉が現れます。名前は知っていましたがとても雰囲気がよく、人もそれほど多くはないので穴場です。
再び465号線に戻り、蔵玉から大福山を目指します。山頂手前2Kmほどに貴重なダート林道が残っています。登りはつらかったですが、山頂につけば見事な眺め。ここに来たのは久しぶりです。
さすがに紅葉のピークだけあって、谷底の梅ヶ瀬渓谷から登山道を登ってくる観光客も多く、展望休憩所に屋台が4軒もいたのはびっくり。つい鶏のから揚げを食べてしまいました。
そこからは再び蔵玉まで林道を下ります。ところが里に下りてきてから後輪がスローパンク。参ったなぁ。時間も遅くなってきたのでCO2ボンベでとりあえず膨らませてしのぎます。
清澄養老ライン(県道81号)をスタート地点の清澄寺に向かって走ります。昔紅葉を見に来たときはまだ早かったのですが、今回はベストタイミング。
この道はかなり狭いので車の離合も難しいのですが、自転車なら問題なし。しかも途中に見事な紅葉が何箇所も現れるのですが、車では駐車して見る訳にもいきません。その点自転車は気楽に止めて景色を楽しめるのがよいですね。
途中につり橋がありますが、この橋を渡るとしばらくいくと右手に廃村があります。以前房総トレイルヘッドのツアーで走ったことを思い出しました。
終盤は長い上り坂が続きますが、何とか乗り切り無事スタート地点の清澄寺に戻ってきました。ちょうど60キロ、9時にスタートして戻りは4時でした。ちょっとコース設定を欲張りすぎました。
しかし、房総の紅葉を満喫し久しぶりに楽しい林道ツーリングでした。
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