あいにくの曇り空ですが、梅雨の合間の貴重な日を逃すわけにはいきません。
今年の花見はタイミングが合わず、いつも一週遅れになって見頃を逃していますが、果たしてアヤメはどうでしょうか。
国道51号線をひたすら走ります。
成田空港に着陸する飛行機を見ながら、滑走路をアンダーパス。
香取の表示が出てきました。
水郷大橋で利根川を渡ります。
利根川を渡ると茨城県。
水郷らしい川釣りの風景。
この辺りは県境が入り組んでいるので、茨城県を走っているかと思えば、千葉県に戻ったりします。
ゆったりした利根川の流れ。
水郷らしい田園風景。
どこまでも果てしなく続く水田は、この時期が一番美しい。
先にランチを済ませます。
水郷の田園の中にある一軒家。
うなぎ長谷川 与田浦店。
開店直後の11時過ぎでしたので、待たずに済みました。
メニューを眺めます。
うなぎも随分高くなりました。
この店は、愛知県三河産の鰻を使用しています。
奮発してうな重上にしました。
50キロ走ってきた自分へのご褒美です。
お重にみっしりと一尾。
お吸い物は肝吸いです。
直焼きの鰻は食べ応えのある食感。
田舎らしい濃いめの味付けです。
店内にはすぐ近くの水郷佐原あやめパークの「あやめ祭り」のポスターが貼ってありました。
後で訪問する予定です。
ハンドルを北に向け、北利根川を渡って再び茨城県へ。
潮来駅からもほど近い、水郷潮来あやめ園。
こちらでも「あやめ祭り」をやっていて、ちょうど踊りが披露されていました。
あやめは既に盛りを過ぎたようで、少し寂しい感じ。
「いずれ菖蒲か杜若」
という言葉通り、にわかには判別しずらいあやめの仲間です。
場所によっては、まだ花が見頃なところもありました。
あじさいも見頃です。
来週、多古のあじさい祭りにツーリングに行きたいと思いますが、やはり梅雨時は天気次第。
再び北利根川を渡って千葉県香取市へ。
水郷に来ると必ず巡るスポットがあります。
加藤洲十二橋。
加藤洲地区は千葉県香取市と茨城県潮来市の県境を流れる常陸利根川の南岸に位置し、地区内を流れる新左衛門川の両側に並ぶ民家をつなぐように12本の橋がかけられています。
ここでは、一島二戸の生活が営まれ隣家との往復のため設けられた橋が、十二あるところから「十二橋」の名が付けられました。
今も残る橋の下を船頭さんが操るサッパ舟にゆられながらゆく加藤洲十二橋めぐりは、船が発着する与田浦の水郷佐原水生植物園にアヤメ・ハナショウブが咲く晩春から夏にかけて特に賑わいます。
この時期は水辺にアジサイも咲き、舟客相手の土産物店も店を開きます。
続いて来たのは水郷佐原あやめパーク。
大阪に転勤する前以来ですから7年振りの訪問。
園内がすっかり綺麗になっていて、歩道も歩きやすく整備されていたのには驚きました。
違う場所に来たのかと思うほど。
2011年の東日本大震災の被害の後、長期にわたり改修を続け2017年に改名、リニューアルオープンしたそうです。
道理で、と思いました。
大阪に転勤する前以来ですから7年振りの訪問。
園内がすっかり綺麗になっていて、歩道も歩きやすく整備されていたのには驚きました。
違う場所に来たのかと思うほど。
2011年の東日本大震災の被害の後、長期にわたり改修を続け2017年に改名、リニューアルオープンしたそうです。
道理で、と思いました。
こちらはそもそも水生植物園という位置づけなので、アヤメ、ハナショウブに限らず、ハスなどの水生植物やフジ、ポプラなど種類も豊富で、水郷の水辺を再現しています。
ちょうど園内をサッパ舟にのった楽隊が、国の重要無形民俗文化財に指定される「佐原囃子」を演奏しています。
「あやめ祭り」のイベントの一つのようです。
あいにく雲の多い天気ですが、こちらのハナショウブはよく手入れされていて美しい。
ハスも豊富で、こらから見頃を迎えるようです。
案内を見ると、アヤメは先月終了し、今はカキツバタ、ハナショウブが見頃。
お囃子が鳴り響く園内で、水路を周遊するサッパ舟がゆっくりと進んでいきます。
歩きやすくなった園内をゆっくりと見て回ります。
ハナショウブの手入れをする女性たち。
水郷佐原あやめパークを後にして帰路につきます。
利根川沿いのサイクリングロードを川上に向かって走ります。
いつも走っているところよりは、かなり下流。
ここで、茨城県から千葉県へと戻ります。
利根川沿いに走る国道356号線。
途中で休憩を兼ねて道の駅 発酵の里こうざきに立ち寄りました。
帰りの道のりはまだ長いので、甘いもので糖分補給します。
ユニークな味噌クリームチーズジェラート。
表のベンチで、いただきます。
エネルギー補給の後は、のどかな田園を眺めながら走ります。
成田市内はもうすぐ。
今日も一日よく走りました。
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