「酷道をゆく」は冒険心をくすぐる内容ではあったものの、シングルトラックという観点からはちょっともの足りない感じでした。しかしこの本で紹介されている廃道はシングルトラック以上の道で、筆者はそこをMTBで、あるいは徒歩で調査と踏破を試みます。それは危険と隣り合わせ。私が今まで探検した房総のシングルトラックも、一歩間違えば遭難の危険もあるのだと改めて思いました。廃道が建設された歴史的な背景もよく調べれており、読み物としても充実した内容です。私は林道ツーリングやシングルトラックで素掘隧道が多いコースを好んで選びますが、千葉県は隧道王国らしく、明治時代に開削された全国の隧道358のうち千葉県は76、昭和初期には250で全国2位だったというのですから、意外です。決して深い山間地ではない千葉でこれほどの隧道が必要とされたのは、高さの割りに山が急峻であること、そして小さな集落が山間部に点在し、それらを結ぶ生活道路としてたくさんの連絡道などが整備されたからなのでしょう。私が走っているシングルトラックはそうした歴史を持っているのかもしれません。
2009年1月1日木曜日
廃道本
「酷道をゆく」は冒険心をくすぐる内容ではあったものの、シングルトラックという観点からはちょっともの足りない感じでした。しかしこの本で紹介されている廃道はシングルトラック以上の道で、筆者はそこをMTBで、あるいは徒歩で調査と踏破を試みます。それは危険と隣り合わせ。私が今まで探検した房総のシングルトラックも、一歩間違えば遭難の危険もあるのだと改めて思いました。廃道が建設された歴史的な背景もよく調べれており、読み物としても充実した内容です。私は林道ツーリングやシングルトラックで素掘隧道が多いコースを好んで選びますが、千葉県は隧道王国らしく、明治時代に開削された全国の隧道358のうち千葉県は76、昭和初期には250で全国2位だったというのですから、意外です。決して深い山間地ではない千葉でこれほどの隧道が必要とされたのは、高さの割りに山が急峻であること、そして小さな集落が山間部に点在し、それらを結ぶ生活道路としてたくさんの連絡道などが整備されたからなのでしょう。私が走っているシングルトラックはそうした歴史を持っているのかもしれません。
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