毎年恒例のお楽しみイベント、房総トレイルヘッド主催の「房総ADVEN」。去年は四十肩で参加できず、2年ぶりの参加となります。今年は上総湊の海岸に集合。2年ぶりにお会いした方に声をかけられうれしくなりました。やはり同じ趣味の仲間はいいですね。
受付を済ませ、コース発表を見てビックリです。MTBを買って初めて泊りがけで自分でプランを立てた林道ツーリングの思い出の道、保田見(ぼてみ)林道がコースのメインになっていたからです。オリエンテーリング的なこのイベントで経験のある道がコースに入っていると安心ですし、何よりとても懐かしく感じました。参加者は80人位いたでしょうか、9時半に順次出発。主催者が設定した時間に近い人が優勝というものです。しかしその時間は誰にもわかりません。
街を離れ里山の間を徐々に高度を上げていきます。第1チェックポイントを過ぎて林道に入ると急に斜度がきつくなります。一人で走った時は逆向きで爽快な下りでしたから、今回は相当な登りです。途中何本が素掘りのトンネルを抜け最奥の集落釜ノ台に着きます。房総は東京の隣なのにこんな小さな集落が奥地に点在しているのも興味深いです。
そこからシングルトラックに取り付きますが、これが険しい登山道。かなりの急坂を押し上げて登ります。これはきつかった。ピークからは一気に下りですが、これも斜度があり危ないのでやはり押し歩き。下貫沢の集落に出ると、そこから舗装路を下って長狭街道に出て東進します。
しばらく走って再び保田見方向に北に向かって登り始めます。これも激坂。息が切れそうになった頃ようやく第2チェックポイントです。スタッフが用意してくれた冷えたグレープフルーツがおいしかった!細尾の集落から再びシングルトラックに。しかしここも押し上げせざるを得ない激坂、今回は厳しいコース設定です。
登りきると内台から保田見へ越える峠の手前に出てきます。開けた峠でランチタイム。そこから今日3本目のシングルトラックに入ります。この日の房総は最大風速が20メートルを越える強風でしたが、山の中はさほどでもありません。
最後のシングルトラックは高度を保ちながら緩やかに下り基調のアップダウンを繰り返す最高の道。今日の前半は激坂林道と押し上げばかりでしたので、やっと快調に走ることが出来ました。途中一部崩落箇所もありましたが、楽しいライドを続け、最後は突然集落に出てきました。何と最初のチェックポイントです。ここからはスタート地点まで緩やかに下るだけ。時計を見るとまだ13時台だったので、ちょっとペース速すぎるかな、と思いながらのんびりと上総湊まで走ります。ゴールは13時50分。スタートから4時間10分でした。
最後の表彰式、主催者が設定した理想のゴールタイムは14時40分。大幅に早かったようです。最後のチェックポイントで昼寝してもいいくらいでした。残念ながらいい賞品はもらえませんでしたが、それでも参加賞としてウォーターボトルとポーチをもらいました。スタッフの皆様お疲れ様でした。また来年も面白いコースを開拓してください。楽しみにしています。
2009年4月27日月曜日
2009房総ADVEN
2009年4月13日月曜日
鹿野山パノラマコース&山菜採り
房総トレイルヘッドのツアーに参加して鹿野山を走ってきました。今回のコースは鹿野山の東側と西側のシングルトラックを林道を織り交ぜながら約25Km走るもので、以前も一度走ったことのある眺めの良いコースです。しかも今回は途中で山菜採りが楽しめるということでモチベーションもアップ。鹿野山神野寺に朝集合した時はガスっていて吐く息も白く、もう少し厚着してくれば良かったかな、と思ったものの、時間とともに晴れてきてたちまち暑くなりました。
まずは神野寺脇から南西に向かってシングルトラックをダウンヒル。今回気がついたのですが、鹿野山は山桜がとても多く、新緑に交じってそこかしこに美しい桜色が。もう一週間早ければもっと鮮やかだったでしょう。シングルトラックにも林道にも桜の花びらが舞って気分も爽快。今回は山菜採りの達人にして自転車のフリーライターの小林徹夫氏がツアーに参加。最初の林道の登りでさっそく山菜採りのコツを教えてもらいます。おかげでツアーはスローペース。
一旦マザー牧場まで登り返した後、今度は牧場裏の防火帯を北へ下っていきます。いつもならこんなに気持ちのいいダウンヒルはかっ飛ばしたいところですが、皆自転車を押し歩きながら地面に目を配ります。ここはゲレンデのように広くなっていて、日当たりがいいことからやはり山菜が生えています。ぜんまい、蕨などを次々とゲット。私は腰にスーパー袋をぶら下げて次から次へと山菜を採っていきます。
そこから再びダート林道を登ってはるか東京湾を望む見晴らしのいい小ピークで昼食。もちろんここも山菜の宝庫。陽気もよくなり、汗をかきながらも黙々と山菜採りに励みます。山菜採りは初めてですが、こんなに面白いとは思いませんでした。
昼食後はもう一箇所日当たりのいい所で山菜を採った後、鬼泪山を南西に向かってシングルトラックをダウンヒル。このコースはアップダウンを繰り返しながら、かなり長い距離を高度を保つ尾根道なので走り応えがあります。里に下りてゴールに向かう道すがら、今度は小林徹夫氏がセリを発見。紛らわしいドクセリとの区別も教えてくださり、最後の最後まで山菜尽くしの一日でした。ゴールではツアースタッフがいつも暖かい汁ものをサービスしてくれるのですが、今回は冷たいそば。グッドアイデアです。ごちそうさま。次回は4月26日の房総ADVENでお会いしましょう。
2009年4月6日月曜日
満開までもう少しです。
暖かくなって一気に開花が進むとニュースで言っていたので、印旛沼サイクリングロードの佐倉ふるさと広場にお花見に行ってきました。来週のチューリップ祭を控え、周辺は交通規制がひかれていますが、自転車は問題なし。しかし印旛沼の桜はまだ五分から七分といったところ。満開だとサイクリングロードからの眺めは最高なのですが、まだ少し物足りない感じです。ここからは遠くに印旛沼公園が望めます。ここも満開になると丘の上がピンク色の笠をかぶったように綺麗になります。来週末でも大丈夫でしょうか?もしそうなら、来週は桜、チューリップ、吉高の大桜の三つが楽しめるかもしれません。でも、私は来週MTBで鹿野山に行く予定ですが・・・。