明日のイベント「房総ADVEN」のため、富津の会社の寮に前泊。せっかく泊まるので今日は軽く走ってみようと思い、「千葉県の山」に載っていた「房州アルプス」を走ってみることにしました。難易度の低い登山道ならMTBで走るには都合の良いシングルトラックではないかと思い購入した本ですが、その中でも気になったのがここです。入口の鹿原(しっぱら)林道も出口の保田見(ぼてみ)林道も昔走ったことがあり、そこをつなぐ登山道だということと、眺望がききそうなのでトライすることにしました。
志駒渓谷の「山中陽気の湯」近くに車を止め、まずは足慣らしということで志駒まで県道を下り、志駒林道に入ります。この林道は2キロほどのピストン林道ですが、ダートで素堀トンネルが4本あり、傾斜もきつくないので楽しい道です。志駒川の支流にぶつかり道が途絶えたところで冷たい水を飲み、顔を洗ってさっぱり。
そこから再び県道に戻って鹿原林道に取り付きます。ここは以前下りで走って「決して登りたくない林道」の一つなのですが、今日は仕方ありません。しかしきつい前半を登りきると鹿原の集落が箱庭のように見えてとてもいい眺めです。
鹿原林道を登りきると「房州アルプス」の入口です。尾根のしっかりした道を快適 に走り、途中の分岐を下って「愛宕神社」にお参りし、再び尾根に。
ほぼ真ん中の「地獄のぞき」(鋸山ほどではないですが)まではダブルトラックといえるほどしっかりした道で初心者にも楽しめそう。遥かな山並みを眺めながらお昼をのんびり食べた後は後半です。
山中への下りの分岐(これもおいしそうなシングルトラック)を過ぎると房総特有の落ち葉に覆われた鬱蒼とした林の中の道となります。ここからはアップダウンがきつくなり、路肩が落ちていたりと押し歩きを余儀なくされる部分もありました。途中で野生の水仙が群生している所があり感動。こうした自然が無くならない事を祈ります。間違えて踏まないように押し歩き。そこからは高度を下げみかん畑を抜けて内台の集落へ。ここから保田見林道を先程の県道まで一気に下ります。ここは前回登ったところ。我ながらよくこの林道を登ったものだと感心しました。あっという間に車をデポした所に到着。しかし残念ながら「山中陽気の湯」は2時からの営業で入浴は出来ませんでした。
2007年4月29日日曜日
房州アルプス
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私も行きたい所ベストワンです。以前から同じ本で見て気になって仕方ないです。うらやましいです。
返信削除保田見側からはとても登れないので、鹿原側から登ってください。爽快な尾根道でかなり走れます。途中で分岐する山中への下りのシングルトラックは次回挑戦してみたいと思っています。保田見林道はジェットコースターのような下りです。
返信削除ありがとございます、休みがとれたら行こうと思います。毎晩地図上で妄想してます!
返信削除この道は、特に綺麗でこの先に何があるんだろう?どんな景色何だろ?
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