昨年に続き、「房総トレイルヘッド」主催の「房総ADVEN」に参加しました。ラリー形式でチェックポイントを通過しながら林道やシングルトラックを走りつなぐというイベントです。スピードを競うのではなく、主催者が決めた「理想的なゴール時間」に近い人が優勝というもの。今回は富津の新舞子海岸をスタートし、鹿野山を縦横に走るコースです。
出発地点の海岸からは富士山も見える最高の天気。70名ほどの参加者は主催者から地図を受け取り、各々チェックポイントをマークします。コース概要の説明を受け、いよいよスタート。
コース前半の鹿野山林道1号線は私の会社の寮の近くということもあって土地勘もあり、問題なくマザー牧場先の最初のチェックポイントまで到着。海から270m、ここまでも結構な登りです。
ここからいよいよシングルトラックです。距離は長くありませんが、最後がジャンプ台のような急斜面。私は押して下りました。再びダラダラと林道を元の尾根の県道まで戻ります。高度差約150m。気温も上昇してきてかなり体力を消耗します。
二度目のシングルトラックは鹿野山から北に向かって下りて行くかなり長いコース。房総のシングルトラックにしては落ち葉の少ない土質でかなり走りやすい道。一部路面が掘れている所もありましたが、ほとんど降りずに走れました。これはまた走ってみたいコースです。
ここから三度目の林道登り返し。新緑の景色はきれいでしたが、およそ200m、これは堪えました。神野寺の第二チェックポイントに着いた時には足は棒のよう。ここで昼食です。
ここから諸崩を通って国道465号までのシングルトラックはつい先日ツアーで走ったコースと重複するので記憶に新しい道です。ところが下り始めて少ししてハンドルがうまく操作できないことに気が付きました。ハンドルが曲がっているのかと思ったら、何と前輪がパンク。山の中でのチューブ交換は避けたかったのでとりあえず空気を入れてごまかしながら走りましたが、スローパンクだったようで何とか国道まで持ちました。国道から再びマザー牧場に向かって鹿野山林道2号線を登ります。今日四度目のヒルクライムで、すでに疲れが足に相当来ている上、途中で3回ほど前輪に空気を入れたりと気が気ではありません。ようやく上りきり第3チェックポイント。ここからは鬼泪(きなだ)林道を下るだけですが、昔走ったことがあり、かなりガレた林道だった記憶から、チューブ交換することにしました。スタッフも手伝ってくださり無事交換。
そこからは安心して鬼泪林道を一気に下ってゴールまで向かいました。成績は主催者想定より30分ほど遅かったですが、疲れとパンクでは仕方ないかもしれません。以前別のツアーで会った人たちとも再会したりと、楽しいイベントでした。来年もぜひ参加したいと思います。
2007年4月30日月曜日
房総ADVEN(鹿野山)
2007年4月29日日曜日
房州アルプス
明日のイベント「房総ADVEN」のため、富津の会社の寮に前泊。せっかく泊まるので今日は軽く走ってみようと思い、「千葉県の山」に載っていた「房州アルプス」を走ってみることにしました。難易度の低い登山道ならMTBで走るには都合の良いシングルトラックではないかと思い購入した本ですが、その中でも気になったのがここです。入口の鹿原(しっぱら)林道も出口の保田見(ぼてみ)林道も昔走ったことがあり、そこをつなぐ登山道だということと、眺望がききそうなのでトライすることにしました。
志駒渓谷の「山中陽気の湯」近くに車を止め、まずは足慣らしということで志駒まで県道を下り、志駒林道に入ります。この林道は2キロほどのピストン林道ですが、ダートで素堀トンネルが4本あり、傾斜もきつくないので楽しい道です。志駒川の支流にぶつかり道が途絶えたところで冷たい水を飲み、顔を洗ってさっぱり。
そこから再び県道に戻って鹿原林道に取り付きます。ここは以前下りで走って「決して登りたくない林道」の一つなのですが、今日は仕方ありません。しかしきつい前半を登りきると鹿原の集落が箱庭のように見えてとてもいい眺めです。
鹿原林道を登りきると「房州アルプス」の入口です。尾根のしっかりした道を快適 に走り、途中の分岐を下って「愛宕神社」にお参りし、再び尾根に。
ほぼ真ん中の「地獄のぞき」(鋸山ほどではないですが)まではダブルトラックといえるほどしっかりした道で初心者にも楽しめそう。遥かな山並みを眺めながらお昼をのんびり食べた後は後半です。
山中への下りの分岐(これもおいしそうなシングルトラック)を過ぎると房総特有の落ち葉に覆われた鬱蒼とした林の中の道となります。ここからはアップダウンがきつくなり、路肩が落ちていたりと押し歩きを余儀なくされる部分もありました。途中で野生の水仙が群生している所があり感動。こうした自然が無くならない事を祈ります。間違えて踏まないように押し歩き。そこからは高度を下げみかん畑を抜けて内台の集落へ。ここから保田見林道を先程の県道まで一気に下ります。ここは前回登ったところ。我ながらよくこの林道を登ったものだと感心しました。あっという間に車をデポした所に到着。しかし残念ながら「山中陽気の湯」は2時からの営業で入浴は出来ませんでした。
2007年4月16日月曜日
佐倉チューリップまつり
ご近所のイベントながら関東ではかなり有名らしい「佐倉チューリップまつり」に行ってきました。今日はロードではなくMTBでのんびりポタリング。印旛沼サイクリングロードの風車がある飯野休憩所付近が、この時期は満開のチューリップが咲き誇ります。もちろん近隣の道路は大渋滞ですが自転車はスイスイ、といきたい所ですがサイクリングロードにも人があふれているので要注意。
何年か前から植え付けの規模が拡大し、有料で摘み取りが出来、次回の資金にしているようです。屋台も出て祭気分も最高。お花見に続きこの時期の印旛沼サイクリングロードは楽しめます。
2007年4月9日月曜日
鹿野山バリエーションコース
鹿野山周辺のシングルトラックを走り繋ぐツアーコース。主催はいつもお世話になっている房総トレイルヘッドです。山頂付近の神野寺からスタートし、南側の集落「諸崩」を抜けて国道465号線まで下りてきます。九十九谷の折り重なる尾根筋の古道です。麓の集落から神野寺への参拝道として使われていたようです。
国道から再び鹿野山林道をマザー牧場へ登り返しますが、途中から見える山並みは春の色づき。
今度は北側へ幅広い防火帯を下りていきます。まるでスキー場のダウンヒルのよう。そこから林道を経由し鬼泪山の西へ。遠く海も見渡せます。
林道の広場でのんびり昼食の後は再び林道を経由しシングルトラックへ。一部荒れてはいたものの、鬼泪山から寺尾の集落まで長いライドを楽しみました。