2011年12月22日木曜日

大阪転勤用にアーバンバイク ”cannondale HOOLIGAN" 購入

1月から大阪転勤。
しばらくは房総の自然とお別れして、大阪の街を駆け抜けることに。
ならば、小回りのきくミニベロ。
アーバンバイクスタイルなら当然キャノンデールのフーリガン。

私が購入したのはHOOLIGAN8。
HOOLIGANシリーズでは廉価モデルです。
片持ちサスではありませんが、お手頃な価格が魅力。
行きつけのタキサイクルで更にお値打ちにして頂きました。




フォークはCannondale Fatty Rigid、タイヤは20" Kenda Kwest 1.5"


ブレーキは前後輪とも Mechanical Disc


リアはShimano 2300, 8-speed、ペダルはWellgo flat w/kraton inserts




オプションでカゴをつけました。ドイツの名品、RIXEN & KAUL。深型でワンタッチで着脱できる優れもの。
一番深いKF573にしました。



こんな風に外せば、お店にも自宅にもそまま持ち込めるカゴに変身。
これは便利なマイバック仕様。



スマホを固定するアダプターも買いました。
ミノウラ製です。



 サドルはキャノンデールオリジナル。



購入したショップタキサイクルのロゴ。



これで大阪の街を探検&食べ歩きたいと思います。

2011年10月26日水曜日

「自転車は車道」という警察庁発表を考える

何を今さら、と普通のサイクリストは思うことでしょう。

道路交通法上「軽車両」という立派な車の一種であるにも関わらず、昭和の交通戦争時代に車優先の交通施策から自転車を歩道に上げるという付け焼刃の対策が行われました。

社会基盤である公共交通機関のインフラ整備が立ち遅れる中、自転車は通勤通学の足として交通ルールやマナーが正しく教育されないまま急速に浸透拡大。

駅前放置自転車、二人乗り三人乗り、歩行者との接触事故、さらにはブレーキなし自転車(ピストバイク)など次々と社会問題化。
モグラ叩きのような対症療法が続いてきました。

今回の警察庁発表は、法解釈上は当然のことですが、あっちを走れ、こっちを走れと言われてきた多くの善良なサイクリストにとって、釈然としない気持ちです。

自転車は車両ではありますが、交通社会においては弱者の部類。
もちろん最弱者の歩行者保護は当然ですが、猛スピードで走る普通車や大型車に気をつけながら、ガードレールギリギリを走ったり、砂利やゴミやガラス片などが溜まった側溝を走らざるを得ない自転車を保護するインフラ整備にも積極的に力を入れて欲しいと思いました。


オランダのように国や自治体が環境と安全と利便性を天秤にかけて、一番ベターな選択をしていった歴史は示唆に富むものです。
今年の夏に放送されたNHKの番組には大変感銘を受けました。


先日のツール・ド・ちばの映像をYOU TUBEで検索していたら「我が物顔で連なって走る自転車がいい迷惑だ」というドライバー目線の投稿がありました。
交通ルールを守り、左側一列で走行する自転車にこうした目線を向けるドライバーたちの無理解も、サイクリストの命を危うくするものです。

私自身、中年女性が運転する軽自動車がウインカーも出さずに目の前で左折し、巻き込まれて宙を舞い、怪我をしたこともあります。

私は車もバイクも乗りますし、もちろん歩くのも大好き。
いつも自分が他の交通からどう見られているか(あるいは見えていないか)、という意識がとても大切だと思っています。


今こそ交通社会における国民的意識改革が求められる時代です。
私たち一人一人が自転車の利便性と危険性を理解し、歩行者、ドライバーと健全に共存できる社会を作っていきたいものです。


以下参考記事

自転車の歩道走行には注意、摘発も…警察庁発表(読売新聞)

クローズアップ2011:「自転車は車道」通達 市民の認識徹底へ(毎日新聞)


2011年10月10日月曜日

ツール・ド・ちば2011 第三ステージ 鴨川市総合運動施設~木更津かずさアカデミアパーク(116.8キロ)

いよいよ三日目、最終日。
今日は山越え4連発。
前半の二つは車と自転車でそれぞれ走行経験がありますが、それ以外は未知。
楽しみでもあり、緊張もします。

スタートは昨日のゴールとなった鴨川市総合運動施設に集合。


なぜかこの日は25キロコースを選択する人が多いのは、昨日の大量足切りを恐れてのことでしょうか。
早目にスタートすれば大丈夫、ということなのかな。
私は20キロコースで。



鴨川をスタートし、美しい海岸線を見ながら気持ちいいライドが楽しめます。






第一エイドステーション、道の駅ちくら・潮風王国
ここもツール・ド・ちばでは馴染みのポイント。

潮風が心地よいです。



ここから白浜野島崎に向けて南下し、いよいよ最初の山越えです。


かつては険しい山越えの細い道だった所に安房グリーンラインと称する素晴らしい道が出来ています。
私はこの道が出来る前、マウンテンバイクでこの山を反対側から越えてきたことがあります。


1.2キロのトンネル。


トンネルの出口。


出口には大昔の海底大地震の地層が見れるスポットがありました。
この道路を作った時に発掘されたんでしょうね。


じわじわと高度を上げていきます。


素晴らしい眺め。



三連休なのに車はほとんど通らず、スカイラインを快走します。





登り切って、気持ちよく下ると、また登り。



写真よりも斜度があり、ボディブローのように脚にきます。



館山の里に下りて来ました。


旧三芳村(現南房総市)ののどかな風景。


第二エイドステーションは道の駅三芳村鄙の里
ここから二つ目の山越え。
もっともさっきの山越えだけでも実質四つくらいありましたが・・・。
みなさんこの日はペースが早いのか、私はいつのまにか後方グループ。




県道88号線を北上して山越えです。
ここは一度走ったことのある道。








ここで一つクリア。


爽快な下り。



しかし再び登りが現れます。


まだまだ先は長そう・・・。



う~、キツイ。。。



二つ目クリアで下りへ。



お待ちかねのランチ。
第三エイドステーションは富津市立関豊小学校



この日のお弁当は上総旨いもの弁当


アサリご飯、はかりめ(煮穴子)などご当地らしい弁当で、この三日間で一番美味しかったです。


国道465号線を目指して鹿野山の麓へと下っていきます。




国道465号に入り東へ。
左手に鹿野山が見えます。


ここからが三つ目の山越え。
富津市から君津市への峠越えです。



トンネルがあるので、本当の峠越えというわけではありません。
トンネルを二つ抜けると下り。



こちらは君津市側。
鹿野山の東の麓です。



いよいよ三日間を通じて最後のエイドステーション。君津市立小糸中学校です。


残りは8キロほど。





なかなか終わらない登り。



看板が見えました。ここがピーク。


ここからは一気にダウンヒル。


ゴールはもうすぐ。


しかし直前に意地悪な上り坂。


フィニッシュラインでは恒例の指導員総出のお出迎え。
特に三日目は感動します。


三日間、パンクも故障もなく、無事に私を運んでくれた相棒キャノンデールに感謝!


今年も私の大好きなイベントが終わりました。


スタートに時間がかかることや、信号待ちの渋滞、各スタート・ゴールでの宿の不便さと取りにくさなど運営に課題があるものの、毎年着実に進化しているイベントだと評価できます。

特に今年のコースはツール・ド・ちばという名に相応しい房総半島一周のコース。

是非来年も参加したいです。

スタッフの皆さん、一緒に走ったサイクル野郎たち、どうもお疲れ様でした。
ありがとう!