シングルトラックにすっかり魅せられた私は、暮も押し迫った29日に再び江戸道へ。この日は初心者向けということで、シングルトラックのいいところだけを走るツアー。しかし最後の林道へ戻る下りで分岐を間違え違う方へ下りてしまい、皆とはぐれてしまいました。慌てて元に戻ったのですが、はぐれてしまい、あせった私はガレた林道をかなりのスピードで下ったのですが、アスファルトのはがれた窪みに前輪を突っ込み顔面から転倒。たぶん脳震盪を起こしたのでしょう、気がついてしばらくはなぜ自分がここにいるのかわかりませんでした。血が顔面から出ているのはわかるものの、顔だけが痛いので、鏡のない状況では自分の怪我の程度もわからず呆然とそこに座り込んでいました。どれくらいそこにいたか記憶はないのですが、ツアーのリーダーが車で探しにきて救出され、大多喜の病院へ。そこで初めていかに自分の顔がすごいことになっているのかわかりました。前歯を一本折り、顔面はあちこちが深くえぐれ、結局三針も縫う羽目に。皆さん、油断は禁物。しかしヘルメットとサングラスのおかげで、頭も割れず、失明もしなかったとも言えます。当たり前ですが、自転車にヘルメットとサングラスは必須だとつくづく思いました。